2011年、アメリカ
2012年8月11日(土)日本劇場公開(主要都市の極一部の劇場のみ)
その他の劇場では8月18日(土)より公開。
公開期間は極僅か。
監督・脚本・製作 『フランシス・フォード・コッポラ』
出演 『ヴァル・キルマー』
出演 『ブルース・ダーン』
出演 『エル・ファニング』
出演 『ベン・チャップリン』
ほか
コッポラ監督が実際に観た夢が元と成り製作された映画。
あまりパットしない小説家がサイン会に訪ずれた奇妙な街。ここではつい数日前に、これまた奇妙な殺人事件が起きていた。
そして保安官も変わった人物で、不謹慎にも今回起きた殺人事件を元にミステリー小説を共に書かないかと、小説家に持ちかける。
物語は現実世界と、小説家の夢の中とを行ったり来たりで、結構複雑。難解な脚本の為、何だかよく分からず途中不覚にも何回か寝てしまった。
(-。-;
一応ヴァンパイアは出て来ますがほんのオマケ程度、どうやら監督が主張したいものは別に有るらしく、ヴァンパイア映画としては、とにかくよく分からんつまらない映画だった。
(・・?)
特定の映画館でしか上映されてないだけの事は有る。
(2012年8月18日、土曜日編集)
映画パンフレットにも書いてありましたが、コッポラ監督はヴァンパイアが好きという訳ではないそうです。彼の映画『ドラキュラ』が最高傑作なだけに少し惜しいのですが、『ヴァージニア』は監督の内に秘めたる思いを伝える為に製作された、ある種のメッセージと捉える事が出来ます。その媒体としてヴァンパイアを使ったのでしょう。
少しネタバレしますと、
働きすぎで、家庭より仕事優先なパパに向けたメッセージと言うか、警告なのかも知れません。とにかく意味深な奥深いものを感じてとれました。
(2012年10月8日、月曜日加筆)