キョンシー(2010年~2019年)


『霊幻戦士キョンシーズ』

2010年、香港製
アクション・ホラー

 

監督 『デニス・ロー』
出演 『ジャン・ルーシャー』『クリッシー・チャウ』『ユン・ワー』『チン・シウホウ』

 

【ストーリー】
中盤辺りまではストーリー性があまり無い(^_^;)
本作では、人間を襲うキョンシーと、そうで無いキョンシーがおり、主人公のキョンシーハンターは、人間を襲うキョンシーのみハンティングしていたのだが、ある日、仲良くしていたキョンシーが、全く別のタイプのキョンシーに襲われる事件が起こる。

 

【感想】
内容は、ほぼアクションです。其れなりにヴァンパイアらしい内容で、ホラー要素は有りますが、中盤辺りまでは退屈です。でも、アクションは良いので、最後まで観れました。ただ、昔のキョンシーらしさはほぼ無くなっており、最近のB級ヴァンパイア映画といった感じです。

 

 

(2013年2月6日、水曜日編集)

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『ヒットマン vs キョンシーズ』

原題『GOD OF VAMPIRES』
評価:★★★☆☆(B級)
ジャンル:アクション・ホラー
2010年、アメリカ
日本劇場公開:
収録時間:110分
年齢制限:


監督『ロブ・フィッツ』
出演
『ダルマ・リム』フランク/ヒットマン
『ベン・ワン』ピンおじさん


【ストーリー】
凄腕のヒットマン「フランク」は、中国人繁華街を根城にするとある人物を消すよう頼まれたのは良いが、ターゲットが悪すぎた。


相手は人間では無かったのだ!


流石のフランクも、ほうほうの体で逃げ出して来たのだが、それだけでは終わらない。奴が行く先々で現れ、身近な人間を手当たり次第に血祭りに上げていく…


わずかな手がかりをツテに、何らかの情報を持つかも知れない人物(料理長のピンおじさん)に会ったフランクは、敵がキョンシーで有る事を知る。


事情を飲み込んだフランクは、ピン等と共に再び敵地へと乗り込んで行くのであった!


【感想】
B級ですね。ワザとなのか予算が無いのか、画質がVHS並みか、場面によってはそれ以下です。なので、暗いシーンが多いヴァンパイアものでは画質が荒すぎてよく分からないシーンが殆どでした(T_T)


敵のボスキャラだけはキョンシーっぽくてカッコよかったですが、他の雑魚キャラは全てほぼゾンビみたいでした。もう少しキョンシーらしくして欲しかったです。


主演のヒットマン役も、ポッチャリ体型の童顔だし…
こんなヒットマン居ないでしょ?


ボスキョンシーは画像の様な感じでは無いです。



2014/11/4(火)

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この書き込みの時点では発売されていない

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『キョンシー外伝/月光殺人事件』

2011年、中国
ジャンル:ミステリー・サスペンス

 

監督『ウォン・パッケイ』

出演
『チェン・ロン』
『ジャン・ジアナン』
『ホァン・ジュンチー』
『スン・チュアン』

 

【ストーリー】
町でキョンシー騒ぎが起こった為、歩一風(フー・イーフォン)道士と、科学しか信じない医学生の傅紫雲(フー・ズーユン)が互いにぶつかり合いながら調査をして行くのだが、何故か犠牲者は警官ばかり。

 

犯人は本当にキョンシーなのか?

 

それとも…

 

【感想】
ストーリーが単純過ぎて前半部分でほぼ謎が解けてしまいました。
ですが、それでもハラハラドキドキ出来たので、なかなか良いストーリーだと思います。

 

キョンシー映画としては、B級以下ですが、ひとつの映画として観た場合にはB級以上です。

 

【ネタバレ】
一応冒頭にキョンシーが登場しますが、アレは雰囲気を出す為の、ただのイメージです。

 

 

2013/6/6(木)

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『キョンシー』

仮邦題『リゴル・モルティス/死後硬直』
原題『殭屍』
英題『RIGOR MORTIS』
評価:★★★と半分(B級より上お勧め未満)
ジャンル:ダークホラー
2013年、香港
日本劇場公開:2014/10/25(土)
上映時間:102分
年齢制限:R15

 

監督・脚本『ジュノ・マック』
製作『清水崇』
出演
『チン・シュウホウ』本人役
『クララ・ウェイ』フン未亡人
『パウ・ヘイチン』ムイ/トンの妻
『アンソニー・チェン』ヤウ/食堂の店主
『チャン・ファット』ガウ道士
『ビリー・ラウ』ウェイ/コック
『リチャード・ン』トン/キョンシー

 

【ストーリー】
落ちぶれた元人気俳優のチン・シュウホウは、生きる気力が無くなり死に場所を求め、怪しげな幽霊団地の2442号室に引っ越してきた。

 

だが引っ越してきて直ぐ、首を吊ったチンに更なる悪夢が…

 

チンは団地に住み付いている2人の女幽霊に取り憑かれそうに成り、団地の住民ヤウに間一髪で助けられる事となる。

 

ヤウの家系は代々道士なのだが、キョンシーのいない現代では出番が無く、今はこの団地で食堂を営み生計をたてていたのだ。

 

チンは「力が有るのなら何故この団地に巣食う霊達を助けないのか?」とヤウに迫るが、ヤウはなぜかしない。彼にも事情が有るのだ。

 

そんな頃、団地でまた事故?事件?が起こる。

 

住民のトンが死んだのだ。それを認めたくない妻のムイは、ガウ道士にすがり夫を蘇らせて欲しいと頼むのだが、それがさらに事態を悪化させていく。

 

キョンシーと成ったトンが暴れ出したのだ!

 

それを鎮める為、ヤウは道士と成りキョンシーと対決をするのであった。

 

【感想】
怖い事は怖かったのですが、吸血シーンは無いし、幽霊がどうなったのか描かれていませんでした。何かが足らない感じがしました。でも、懐かしい顔ぶれが何人も出演していたので嬉しかったです。

 

呪怨の監督「清水崇」氏が製作に加わっている為か、幽霊が日本ぽくってオドロオドロしいです。キョンシーより存在感が有りました。

 

しかしまあ、今回のキョンシーですが、幽霊(シャンシー)が絡んできたりしてかなり妖怪に近い存在感では有りますが、やはり呪術による人工的なものなので、完全な妖怪では無いですね。和風に細分類すればコンシーにあたる存在です。

 

本作は純粋なホラーとしてでは無く、「忘れ去られることへの恐怖」というものを核として描いたそうなので、それを念頭に置いて鑑賞しないと、なんだこれは?みたいな感じに成ってしまいますね。

 

【その他】
本昨に出演予定であった「リッキー・ホイ」さん(劇場版霊幻道士1、7にラム・チェンイン演ずる道士の弟子モンチョイ役で出演)が、脚本製作の段階で他界され、残念ながら出演される事は叶いませんでした。お悔やみ申し上げます。監督の話によると、物語の中心になる役の予定だったそうで本当に残念で仕方が有りません。

 

 

2014/10/26(日)