(2012年8月現在、6巻まで刊行済)
原作 『菊池秀行』 きくち ひでゆき
作画 『鷹木骰子』 たかき さいこ
現在までに36巻が刊行されている小説『吸血鬼ハンターD』が原作で、基本的に1巻毎に話は完結し、主人公の『D』は依頼を受けては村々に出向き、そこに巣食う吸血鬼を退治している。
物語の舞台は、全面核戦争が起こった後で、人口は激減し、文明も後退し始め、世界は吸血鬼が支配しており、また放射能の影響で、ミュータントも誕生していた。
そして、また長い年月が経つうち、吸血鬼達の文明もまた衰退の時を迎えようとしていた。そんな時代の出来事である。
主人公『D』はどうやら吸血鬼による実験の産物らしく、実験の唯一の成功例で、吸血鬼と人間の混血種『ダンピール』という設定で、実験の主はどうやら『ドラキュラ』らしい...
『D』の戦闘スタイルは最近流行りの刀で敵をなぎ払うスタイルで、左の掌に奇妙な生き物が住み着いており、どうやら相棒らしい。敵には、吸血鬼、ミュータント、魔獣等、多種多様な者が登場する。また、見た目はかなりの美男子で、男さえも魅了するみたい。
他の作品には、
★OVA『吸血鬼ハンターD』(小説の第1巻がベース)
★劇場版アニメ『VAMPIRE HUNTER D』(小説の第3巻が原作)
原作者本人が最高傑作と言っており、漫画は確かに良かった。
★テレビゲーム、オーディオドラマが有る。
(2012年8月12日、日曜日)