サミュエル・L・ジャクソン/ in ブラック・ヴァンパイア
(大物俳優のようだが、残念つまらない)
ステイクランド/戦いの旅路(ヴァンパイアとゾンビを合体させてしまっている)
邦題『ゾンヴァイア 死霊大血戦』
原題『LEGION OF THE DEAD』
評価:★☆☆☆☆
(一般の作品としては★★。しかし、邦題が良くないし、ヴァンパイアのイメージが悪いので、ヴァンパイア関連の映画として観た場合は★)
ジャンル:スプラッターホラー?
2000年、アメリカ/ドイツ
収録時間:88分
監督『オラフ・イッテンバッハ』
出演
『マイケル・カー』ウィリアム
『ラッセル・フライデンバーグ』ルーク
『キンバリー・リーベ』ジーナ/悪魔
『マティアス・ヒューズ』タガイオ/悪魔の親玉
【ストーリー】
大筋は魔族の内輪揉め。
前半は主要の3つのストーリーが個別に展開し、後半で融合します。
前半ストーリー①ウィリアムとルークの旅
前半ストーリー②ジーナの日常
前半ストーリー③魔族兄弟によるスカウト
(悪人をかき集め悪魔の軍団を作っているらしい)
前半その他のストーリー
タガイオと、名も無きカウボーイ(ウィリアムとルークが会いに行く予定だった従兄弟のような気がします)がちらほら登場。
後半のストーリー
前半とはイメージがガラリとかわりドンパチが始まります。
しかし、名も無きカウボーイと、スカウトされ魔族にされたであろう悪人達の活躍はほぼ皆無…
前半の伏線が後半に活かされてません。
【感想】
邦題が誇大表記過ぎるので期待してはダメです。非常に残念。
大血戦では無く、小競り合いです。
【解説】
邦題に有る『ゾンヴァイア』とは、『ゾンビ』と『ヴァンパイア』を掛け合わせて作られたものだそうです。しかし、作品に登場するのは悪魔とその手下達で有る為、おかしな設定では有るのですが、タガイオの手下達の多くは確かにゾンビっぽいです。
一応ヴァンパイアらしきものは登場しますが、後半に2体だけで、その内の1体のみが僅かにゾンビらしさがあるので、結局の所、ゾンヴァイアらしきモンスターはその1体のみに感じられます。しかも活躍は皆無。
(注意、以下ネタバレ有り)
悪魔のジーナに魔族にされたマイケルが最初のヴァンパイア(たぶん…)で、彼に引っかかれ変異したジャクリーンがゾンヴァイア(たぶん…)に成ります。
吸血シーンらしきものは、マイケルが彼女に噛み付いたカットの1回だけです。
2014/5/19(月)