松本光司氏の漫画「彼岸島」から始まり、後に劇場版、ドラマ版と展開されている。
日本固有の吸血鬼の一種である「鬼」をテーマにしており、その世にも恐ろしい吸血鬼が巣くう孤島「彼岸島」が日本の何処かに存在しているという。物語は行方不明になった兄を探す為、弟がその「彼岸島」に行く所から始まるが、のちに日本本土を巻き込んだ大惨事へと発展してゆく。
現代版「鬼ヶ島」と言った所か…
漫画はかなりハードなエログロ・スプラッター系なので、免疫の無い方は沢山ホラー作品にふれて免疫をつけてから読む事を強くお勧めする。特に初期の方は難度が高い。
原作漫画はかなり過激なので、残念ながら映像作品ではその辺りが殆ど削除されており、別次元の作品と成っている。
余談だが、この「彼岸島」以前に書かれた漫画「クーデタークラブ」もお勧め。
これを読んでから「彼岸島」にステップアップすると良いかもしれない。
評価:評価:★★★と★半分(B級以上お勧め未満)
ジャンル:アクション・サバイバル・ホラー
2010年、日本/韓国
日本劇場公開:2010/1/9(土)
上映時間:124分
年齢制限:PG12
原作『松本光司』
監督『キム・テギュン』
出演
『石黒英雄』宮本明
『渡辺大』宮本篤
『水川あさみ』青山令
『山本耕史』雅(鬼)
『瀧本美織』ユキ
【ストーリー】
宮本明は、行方不明の兄「篤」が、鬼の支配する彼岸島と呼ばれる謎の島に居ることを知り、仲間と共に救出へ向かう。しかし、予想以上に敵が強い為、自分達の命さえ危険に陥ってしまう…
【備考】
劇場版は、原作漫画『彼岸島』全33巻の内、11巻辺りまでを描いていますが、それなりに一応完結してはいます。なお、原作漫画には続編『彼岸島 最後の47日間』が有り、現在進行中。
【感想】
原作のエログロさは見る影も無いですが、普通にアクション・ホラーとして観たならば、それなりの出来具合だと思います。
【原作漫画】
全33巻で、続編の『彼岸島 最期の47日間』は、現在12巻まで発刊済みで、現在進行中。
2013/12/22(日)
DVD(スタンダード・エディション)
DVD(スペシャルコミック・エディション)
Blu-ray(スペシャルコミック・エディション)
評価:★★★と★半分(B級以上お勧め未満)
ジャンル:テレビドラマ・アクション・サバイバル・ホラー
2013年、日本
放送期間:2013/10/24~2014/1
話数:全10話
原作『松本光司』
監督『西海謙一郎』 『横井健司』
出演
『白石隼也』宮本 明
『鈴木亮平』宮本 篤
『山下リオ』ユキ
『佐藤めぐみ』冷
『栗原類』雅
【ストーリー】
行方不明と成った篤を連れ戻す為、弟の明とその仲間達が、鬼の住む島「彼岸島」へと向かう。
【感想】
劇場版より良かったです。肝心なキャラで有る師匠とレジスタンスが登場しない等、かなり省略された部分は有りましたが、オリジナルの設定が上手くそれをカバーしていると思います。ただし、原作漫画と比べるとエログロさが全く無いので、違う次元の作品のように感じました。
2014/1/13(月)
DVD-BOX
評価:★★★★☆(お勧め)
ジャンル:アクション・サバイバル・ホラー
2016年、日本
日本劇場公開:2016/10/15(土)
上映時間:分
年齢制限:
原作『松本光司』
監督『渡辺武』
出演
『白石隼也』宮本 明
『鈴木亮平』宮本 篤
『桜井美南』ユキ
『遠藤雄弥』ケン
『阿部翔平』西山
『森岡龍』加藤
『栗原類』雅(鬼のボス)
『佐藤めぐみ』冷
声優
『石橋蓮司』明の師匠(龍ノ介)
【ストーリー】
前作の続きで、今回は兄弟対決が大きな見せ場と成る。
宿敵雅を倒せるかも知れないワクチンの存在を知った明達は、ワクチンが有ると思われる旧日本軍の研究所に向かった。
だが、その情報は雅の耳にも入り、計算高い彼は、今は自分の手先と成った明の兄(篤)にそのワクチン探索の命を下す。
そして、悪夢の様な非情な試練が兄弟を襲う事となる。
【備考】
劇場版は、原作漫画『彼岸島』全33巻の内、11巻~18巻を描いています。
【感想】
今回の見どころは何と言っても兄弟対決!!
互いの信念を貫き使命を全うする為、死力を尽くして兄弟が殺し合いをします。見ていて非情に辛いです。
今回はまだ続くみたいな感じで終わったので、早く次回作観たいです。
エンディング直前で数々の邪鬼達のシルエットが映し出され、その中に斧神が居ました。そこだけヤケに強調されていたので次回作に期待したい。
【登場する邪鬼】
痩身型(最も一般的な型)、太郎、姫、百目
【原作漫画】
第1期は全33巻。
続編の『彼岸島 最後の47日間』は全16巻。
『彼岸島 48日後』は現在9巻まで発刊済みで、現在進行中。
2016/10/16(日)