キョンシー(1990年~1999年)


『オカルト・ブルース』

C級ホラー・コメディ

1990年、香港

 

監督 『ジェフ・ラウ』
出演 『コーリー・ユエン』『ローウェル・ロー』『サンドラ・ン』『エイミー・イップ』『チャン・サクラン』『アレックス・トゥ』

 

【ストーリー】
300年前に、始皇帝の財宝を載せた船を、村人が襲った過去が有る為、始皇帝が現代に蘇り、村に災いが降りかかろうとしていた。

 

一方、村には劇団がやって来ており、何故か村の警官が、彼らは犯罪人では無いかと疑い調査を開始する。
その最中、劇団の一員が、始皇帝の財宝の秘密を、偶然にも盗賊から知らされ墓を暴こうとする...

 

のだが、ドタバタしてる内に、4体の幽霊みたいなキョンシーと、ボスキョンシー(始皇帝)を起こしてしまう。

 

【感想】
シナリオは不出来ですが、コメディが可笑しかったので、何とか最後まで鑑賞出来ました。キョンシーについては、ハッキリ言ってコメディ映画なんで、期待しない方が良いです。キョンシーらしくは有りません。

 

 

(2013年2月9日、土曜日編集)


『ブッシュマン/キョンシーアフリカへ行く』

劇場公開時の邦題『コイサンマン/キョンシーアフリカへ行く』
原題『非州和尚』
英題『CRAZY SAFARI』
評価:★★★★☆(お勧め)
ジャンル:コメディー
1991年、香港
日本劇場公開:1996年
収録時間:107分
年齢制限:

 

監督『ビリー・チャン』
出演
『ニカウ』本人役
ラム・チェンイン』道士
ブルース・リー』霊魂

 

【ストーリー】
どう言う訳だか、遠い先祖のミイラがイギリスで競売にかけられてしまった為、子孫であるサムが競売に参加し、無事に先祖を取り返すのであった。

 

勿論、先祖は雇った道士の術によってキョンシー化し、故郷中国へと連れて帰る予定である。

 

がしかし、途中で飛行機の燃料が切れアフリカに…

 

で、愉快な動物達やニカウさん達に出会ったりしてドタバタ劇の始まり始まりぃ~

 

【感想】
完全なコメディー映画の為、吸血は一切無いが、とにかく面白いのでお勧めです。キョンシーがブードゥーのゾンビらしき者と対決したり、ニカウさんにブルース・リーの魂が乗り移ったりともう“しっちゃかめっちゃか”で笑うしか無いです。


【解説】
ニカウさん主演映画のコイサンマン(ブッシュマン)シリーズの第3作。

ブルース・リーの出演は、過去の作品の映像によるもの。

 

 

2015/1/5(月)


『霊幻少女/帰ってきたテンテン』

1992年、台湾
ジャンル:アクション・ホラー・コメディー

 

監督『オー・チセイ』

出演
シャドウ・リュウ』(リュウ・ツーイー)テンテン
『キントー』金おじいさん
『チェン・トンツン』トンボ
『ガ・ブン・ニー』まるちゃん

 

【ストーリー】
導入部では、父の夢を見ていたテンテンだが、その夢の中でキョンシーとその他妖怪が登場する。

 

前半部では、イタズラな妖怪が登場し、ドタバタ劇が繰り広げられ、

 

中盤では、昔の恋人を待つ幽女の物語が展開されるのだが、霊界に帰りそびれた幽女をテンテン達が法術で送り帰す。

 

だが、法術に間違いが有った為、霊界と人間界に異変が生じ、悪霊のクマラが現れてしまう。

 

実はこのクマラ、金おじいさんの元兄弟弟子で、邪悪な心の持ち主だった為、破門された過去が有り、色々な理由から金おじいさん達を逆恨みしていたのだった。

 

そして終盤では、テンテン達とクマラの壮絶な戦いが繰り広げられる。

 

【解説、感想】
幽幻道士や、来来キョンシーズとは明らかに作風が違い、霊幻道士系みたいな感じがします。キョンシーは冒頭に登場するのみなので、キョンシーには期待しない方がよいです。

 

ストーリーが不完全なのだろうか、ドラマをツギハギした様な感じだし、ラストは決着がつかぬまま途中で終わってるし…

 

興味本位で、大金はたいてVHS買ってまで鑑賞するような作品では無いです。続編が有れば別なんですが…

 

 

2013/6/2(日)