来来!キョンシーズ

全10話(全3巻)
1988年、台湾/日本
ジャンル:TVドラマ/アクション・ホラー・コメディー

 

監督『周彦文』『チョウ・ハクウィン』

 

【主要キャスト】
シャドウ・リュウ』(リュウ・ツーイー)テンテン
『キントー』金おじいさん
『リュウ・ツーハン』スイカ頭
『チェン・ツーチャン』チビクロ
『チェン・トンツン』トンボ
『ホン・イーユェン』ベビーキョンシー
『クウ・クワンツォン』浩雲道士
『リー・シャ』カエデ/チビクロの母
『シャンチ』長三道士

 

【解説】
幽幻道士の絶大な人気が後押しし、TBSの依頼で制作されたドラマ。
スイカ頭等の子供たちが、最初からテンテンの仲間に成っているのがオリジナルと違うのみで、後はほぼ同じ。
ただ、TBSも制作に加わっている為、作品の雰囲気が変わってしまっている。
より子供むけで、ホラー少なめの単純で無難な作りと成っており、第2巻まではやや力不足な感じが有りますが、第3巻で巻き返してくれるので、全体的には良い感じに仕上がっていると思います。


DVD-BOX


第1巻 がんばれ!テンテンの巻

  【その他キャスト】
『アンアン』霊魂フィーフィー① たこつぼフィーフィー③

※○内の数字は第何巻に登場するのかを表す。

 

【ストーリー】
チビクロの父「杜平」が旅先で他界し、長三道士に引率され故郷へと帰ってきた。杜平は無念の死を遂げたらしく、凶暴化する恐れが有った為、浩雲道士によりねんごろに弔われる事に成ったのだが、浩雲道士が母カエデと二人きりに成る事が多い為、不審に思ったチビクロは儀式の邪魔をしてしまう。その結果、杜平が凶暴化してしまうのだった。

 

【感想】
日本が製作に加わっている為、幽幻道士キョンシーズとは雰囲気が大分変わっています。良く言えば優等生的な作品ですが、その代わりに台湾製の独特の雰囲気が無くなり、少々違和感を覚えます。でも始終ハラハラドキドキさせられましたので、十分に楽しめました。

 

 

2013/6/1(土)


第2巻 狂暴殺人キョンシーの巻

【その他キャスト】
『パンサン』デブ隊長②③
『チャン・フーチ』銭高道士

 

【ストーリー】
カゲカゲ山に凶暴なキョンシーが現れた為、多額の賞金がかけられた。それに目が眩んだテンテン達だが、金おじいさんは、金目当てに法術を使うなど言語道断として取り合ってくれなかった。

 

止むを得ず、自分達だけでキョンシー退治に行ったテンテン達だが、返り討ちにあってチビクロが噛まれてしまい、治療の為に村まで逃げる事と成るのだが…

 

【感想】
前巻同様、今までのいいとこ取りで、変化に乏しい優等生的な感じです。もっと変わった刺激が欲しいです。

 

 

2013/6/1(土)


第3巻 悪漢コウモリ道士の巻

【その他キャスト】
『スー・ユェンフォン』仙人ジジ助
『シゥー・クヨン』コウモリ道士

 

『ツー・シューシェン』&『アンアン』たこつぼフィーフィー

(2人1役)

 

【ストーリー】
村の金持ち達が、何者かによって操られたバンボロキョンシーによって、立て続けに襲われていた。

 

手に負えなく成ったデブ隊長は、金おじいさんに泣きつき助けを求めたのだが、その甲斐むなしく、またもや犠牲者が出てしまう。

 

そこで好奇心旺盛なテンテン達は、またもや自分達で何とかしようとするのだが、今回の黒幕(コウモリ道士)がチビクロの父の仇だと判明したとたん、子供達は頭に血が上り暴走してしまう。

 

敵は金おじいさん等大人が束に成っても敵わなかった強敵!
どうなる事やら…

 

【感想】
前巻までに比べると、だいぶハメを外した感じで良かったです。
やっぱこうで無くちゃ!

 

 

2013/6/1(土)